ブルース・ファートマン ワークショップ
2007年12月16日 青山こどもの城にて
石坪先生の先生・ブルースのワークショップに参加。
内容を把握していないままの参加だったので、最初少し戸惑いがあった。
一般の方とアレキサンダー教師・トレーニーが入り乱れてのワークショップで、指導を行ったブルースにはやりにくいものだったのかもしれない。
先ず最初に「今日、上手く学べない理由」というのを書いてみた。
書けるだけいくつでも書く。
次にその逆のことを書いてみる。
次にそのことを踏まえて日常生活が上手くいくためにどうすればよいかを考えてみる。
面白い。
それを二人一組で言い合ってみる。
聞く側は何も言わない、同意しない、音を出さない、意見を言わない、目を見る、そして最後に「ありがとう」とだけ言う。
僕の相手の言うことは僕とほとんど同じことだった。
皆こんなにおんなじようなことを考えているのか?と不思議。
最後にある人の上手く学べない理由を発表してみると、ほとんど全ての人が同じように思っていることに驚く。
これで、今日のワークショップは上手くいくことが保障された・・・
と思いました。
「思考」→「感情」→「感覚」→「行動」→「結果」(→「思考」→)
これが輪廻とかスパイラスと呼ばれていることで、因果ともカルマともいえるようなこと。
この感情と感覚の間にドアを開けたのがアレキサンダーと言えるとのこと。
感覚を帰ることで行動を変え結果が変わり思考が変わり感情が変わる。
アクティビティーをやる。
歌を歌う。
楽器を演奏する。
人前で話しをする。
それぞれ苦手な人に、ブルースは少しずつワークしていく。
ハンズオンし助言しためしてみる。
それぞれの人は見る間に変化していく。
歌を歌う方は小さな声でも一人一人に届くようになり、感情が直接ぶつかってくるような感覚になる。
楽器は苦しそうな音だったものが、すか~っと抜けたような音になる。
人前で話すのが苦手だった人は、笑顔になり小さな声でも一人一人に語りかけることが出来、全員の目を見ながら体をリラックスさせて話すことが出来るようになった。
そんなに難しいことはやっていない、その人のやっていることを認め尊敬した上で、違う方法もあるかもしれないという可能性を話し、ハンズオンし、歩いてもらうくらいのものだ。
目の前でその人が変わるところを見ると、人は感動するようで涙している人が沢山いました。
僕はあまりそういったことを認めない人でした。
オカルティックな匂いがすることは避けていました。
言葉で説明が付きにくいことからは離れているようにしていました。
しかし、目の前で起こるとね。
驚きました。
しかし、物理的というか生理学的にも説明がつきそうなので信じられます。
上部頚椎の軟部組織が緩むことで脊柱の解剖学的な位置(アライメント)が正しくなり、血液・リンパ・組織液などの流れが良くなり、体全体の動きが改善される。
今まで出来ないと思っていたことが、何かの努力をすることなく(何かを手放すことで)出来るようになった。
という事実が、自信に繋がる。
出来ないことが出来るということは、コペルニクス的な転回ですからね。
セラピストとしては一瞬。
ブルースのようになれるんだろうか・・・と悩みました。
ブルースのように目の前の患者さんに対応できるのか、いつも平静で笑顔を絶やさず分析(!?)が出来、対応できるのか?と思いました。
しかしね
ブルースのようにはならなくても良いんでしょう。
僕は僕で整体師・あら木になれば良いんだろうと思います。
しかしね
男の子としては、ブルースを超えるようなセラピストになりたいとは思う。
思わないでどうするとも思う。
しかし、ブルースとは違ったセラピストになれば良いとも思う。
道は長いな~
がんばろっと
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