夏休み恒例 勉強会
2008年8月23日 大泉学園・てあて整体院にて
夏休みの恒例となった、アレキサンダー・アライアンスの勉強会を行った。
今回の参加は5人と少し少なかったが、内容の充実したものとなった。
先ず太極拳。
かなり久しぶりにやってみるが、順番はなんとなく身体に入っている。
動いてみて驚いたのは『大腿四頭筋』が強く意識されること。
股関節の動きが消えるということはなく、身体の中心の力を抜いて浮く感覚が出ないかと思っていたが、重心をどこにやっても動きの質を変えてみても、ネックフリーっ!と開放させてみても、大腿四頭筋に力が入り意識される。
僕の感覚では大腿四頭筋は『する』筋肉の代表で、自然体でいないときの象徴のような気がしている。
つまり・・・
最近どうも肩に力が入り、自然でない状態を続けていたのではないか、ということが頭に浮かんだ。
次にハンズオンを受ける。
ここでも首や背中が開放される感覚は出てこない。
やはりあまりに時間を置くのは良くないということが分かる。
胸から下に少し開放感が出るが、首肩には鎧が状態のままが続く。
そして、レイダウン。
ベッドンの上ならば…と思ったが、眠くはなり緩んだ感はあるが開放感が出てこない。
う~むという感じ。
後半は今月初旬にニューメキシコのワークショップに参加したK女史から、ワークショップでやったことを少しづつシェアしてもらった。
先ず、身体を半紙に腕・手・指を筆になぞらえて字を書いていく感覚で、ハンズオンの練習。
脚と同側の手を仙骨上に置き、大転子を通って膝までなでてくる。
反対の手を膝裏に置いてふくらはぎをなで降りる。
最後は足関節の前後から手を前後に引きずっていく。
次にココハ!?と思ったところで手を止める。
最後に最初からココハ!?と思ったところに手を置く(ハンズオン)。
これでハンズオンを最初どこに置くべきか、という命題に答えられたのでは?と言っていた。
なるほど・・・
次に床に寝た人の輪郭(床に接地している部分)を手でなぞる。
片側だけ行って歩くと、その方側だけが軽くなる感覚がある。
これもまた不思議な感覚。
次に椅子に座って両膝上を押して圧を加え、戻る反力のようなもので手前に抜けるというトレーニング。
力が抜け浮く感覚が出る。
そのほかにもいくつかの話を聞いて今日は終わり。
アレキサンダーはずいぶん久しぶりになってしまった。
自分が持っていた感覚が出てこないというもどかしさはあったが、この状態ならすぐに戻れるという感覚もある。
自分自身はハンズオンの練習はしなかったが、筆の練習などで感覚は出ることが分かる。
楽しい時間だった。
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