Peacefull Body and The Walking Way
2011年 2月 4日 築地
今日はブルースのワークショップ
ピースフルボディとワーキングウェイと言うもの。
アライアンスの授業とは違い、多くの人が参加している。
3人一組みになって横にならんで立つ。
両脇の人が真ん中に少し近づく。
どんな感じ?
もっと近づく。
どんな感じ?
服が触れるところまで近づく。
どんな感じ。
では、真ん中の人を両脇の人が力いっぱい腕の脇で押す。
真ん中の人は両脇を広げようとして、両脇の人を押し返す。
しばらくそうやっていたら、真ん中の人が力を抜く。
ここで不思議なことが起こる。
真ん中の人との距離が少し広がるような感覚がある。
両脇は押す気力がなくなるような気がする。
3人が押していた時は、誰が押しているのか分からなかったが、真ん中の人が力を抜けば、両脇が力を入れていても真ん中は力を感じないですむ。
別に力を入れることはない。
ちょっとアレキサンダー的。
部屋の中を遠い目をして、ランダムに歩く。
爪先・かかと・膝に注意を向けて歩く。
ただそれだけをしただけなので、ほとんど全ての人が、注意を向けた側の身体がゆるんだ感じがした。
膝痛が軽減したと言う人もいる。
最近は自分の身体が嫌いと言う人が多い。
でも自分を嫌いだと言う体にはあったことが無い、と言う。
そうだな~と思う。
マフラーを巻く・チョコを食べる・髪をとかす、と言う動作を普通に自分がやってみる。
次に人に対して大切にそれをやってあげる。
次に人にやられたような感覚でそれをやってみる。
僕自身はマフラーを巻いてみた。
なんだか悲しくなった。
普段どれくらい自分の身体を考えていなかったかと言うことが良く分かった。
良いセミナーでした。
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コメント
この悲しさって何となくわかる気がします。昨年ブルースに、ワークのあと悲しさを感じるというフィードバックした時に「悲しさの下には感謝があるんだよ」と答えてくれて、ハテナと思ったのですが、今年それが何となく府に落ちました。人の存在とは切ないものだなあ。
投稿: ヨウコ | 2011年2月 6日 (日) 13時00分
切ない感じの方があたっていたかもしれないですね。
あの時の髪を梳かすしぐさは、皆一様に昭和初期までの日本人でした。
昔の人は自分を大切にし、今の人は自分を忘れているんだな~と思ってしまいました。
投稿: てあて・あら木 | 2011年2月 6日 (日) 22時08分