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ATを学ぶ 134回目

2012年 3月12日 築地にて


STAR CLUBの『サキカコ会』のお手伝いに行く。
サキカコ会とは石坪佐季子さんを囲む会のことで、スタークラブ主催のワークショップ。
この日は佐季子さんのアシスタントお言うことで参加させてもらった。
参加して思うが、トレー二ーにとっての素晴らしい授業になっていた。


先ずそれぞれの自己紹介と今日聞いてみたいことなどを簡単に聞く。
サックス奏者とコンガを叩く人、セラピストやコーチング関係の方などが来ている。
佐季子さんから本当に簡単なアレクサンダーの解説があった。
ここであまり詳しくは説明をしていない。
言葉での説明は後でも良く、身体を使い体感してもらうことが先なんだろうと思う。


ボールをそれぞれにもってもらい、座布団の真ん中を"狙って"投げてもらう。
先ずは絶対に外さないように狙って投げると、首から頭の辺りに何が起こるかを感じてもらう。
全員でやってみると、首の後ろが硬くなるのが分かる。
プルダウンが起こっているが、それは言わない。
次に仰向けに寝てもらい、天井をぼんやり見てもらう。
この時には首が硬くなっていないのを確認する。
次に天井の一点をずっと見てもらう。
と、首には的を狙ってた時と同じようなことがおこる。
では、一点を見ながら首に力を入れるのをやめてもらう。
これは難しい。
これが終わったら、また立って的を狙って投げてもらうが、首に力を入れないで投げてみてもらう。
結果は以外に悪くないことがわかる。


この後、全員にハンズオンをする。
僕も7人くらいにさせてもらうが、ほとんどの方が首が伸びたとか楽になったと言ってくれる。
自分としては自分のことを考え、プライマリームーブメントに従って動くことを考えていただけなのに、と思う。
これはとても良い経験でした。


サキソフォンプレイヤーの方に佐季子さんがワークする。
身体の揺れを感じてもらい、揺れながら吹いてもらうことを意識したと後でかいせつしていた。
楽器から出る音ははばいぶれだから身体もバイブレーションするとのこと。
次にコンガの人にワーク。
この方は身体全体を意識してもらうことを意識したと後で言っていました。
本人は二人羽織みたいに、手が勝手に動いているのを別の人が見ているようだった。
不思議な体験だったといっていた。
確かに二人とも音がかわってしまった。
最後に歌う人にワーク。
この人はすぐに変化。
首に力を入れないでも声が出るんですね、と言うのが印象的。


良い勉強になりました。


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