『自分のつかい方』を読んだ。
読みました。
ご存じFMアレクサンダーさん本人が書いた本です。
自分のつかい方(The Use of the Self) >>>
『自分のつかいか方』
再読です。
読んでみて感じたことは、アレクサンダーさんはかなり悩んでいたと言うこと。
そして、何かをすると言う思いを止める(インヒビションする)だけではなく、新しい使い方(たぶんディレクション)を常に思い続けること、です。
そしてもういくつか感じたことがあったんですが、言葉にはなかなかしにくいことで、自分の身体の感じ方とアレクサンダーの使い方についてでした。
もう一度か二度読み直した方が良いかもしれないなぁと思いました。
アレクサンダー・テクニークの本は何冊も読みましたが、やはり本人が書いた本を読むのが一番良いように思います。
僕自身は直接アレクサンダーさんから指導を受けていないので、アレクサンダーさんから指導を受けた人の流の中で指導をうけていることになります。
それぞれの先生はそれぞれに素晴らしい先生ですが、それでも本人ではない。
本人の言葉が残っているのなら、それを出来るだけ自分で解釈すると言うのは大切なことだろうと思いました。
もう2冊くらい本人が書いた本があるので、それも読みたいと思ってますが、翻訳されていないようなんですよね。
誰か翻訳して下さい。(笑)
内容とは別ですが、とにかく代名詞を使わず形容詞を繰り返し繰り返し使う書き方は、本を書くことを職業としていない人の本と思って読んでいくと、本人の性格や考え方まで見えて来るようでした。
正確で分かりやすいとは思うんですが、とてもしつこいなぁとも思いました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント