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ジャッジしない

アレクサンダー・テクニークを学んでいる時に(今もだけどね)、佐季子さんに何度も言われたことがある。
「ジャッジしない。」
ハンズオンしている時も、アクティビティで何かをしてもらっている時も、そこで起きている事に対してジャッジしない。
良いとか悪いとか評価をしないで、そのままあるがままに受け取る。
それが苦手でなかなか出来ない。
これは良いこれはダメ、みたいなことを無意識に判断・評価してしまう"癖"があるようだ。
(ようだと言うのは、自分では分かっていないことだったから出る言葉)

今日、ジャッジしないってことについて考えた。
どうしてだかそこに繋がった。

ジャッジしないと言うことは、良いとか悪いとかを判断しないと言うことではなく、それがあるがまま、そのままに受け取ると言うことだ。
良い悪いの判断は、判断すると言うことが既に習慣で、良いとか悪いとかの評価も、実は習慣的な振り分けでしかないのかもしれない。
ジャッジしなければ、それはそのままソレだから、ああもなるしこうもなる、と言うことか。
それって凄くアレクサンダー的だなと、そう考えながら思った。
そしてジャッジしない、それをあるがままそのままに受け取ることは、その後の考えの進む方向や行動を何も制限せず、全てに開かれた準備された(レディネス)状態なのかもしれないと思った。


そんなこと考えて言ってくれてたんだ。
佐季子さん凄い。
ありがとうございます!



※アレクサンダー・テクニーク 個人レッスン(4~50分=5000円)受けられます。



■てあて整体院 ・ 東京
東京都練馬区東大泉 1-26-12-507
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心身一如

舞踊指導者資格認定講座と言うのがあり、その講師としてダンサーとダンス指導者50名位の前で話をする機会があった。
「自分自身もダンスをやっていると言うこともあり、若手とは言えプロに近いダンサー達とプロのダンサーあるいはダンスの先生の前で体のことについて話をするのは緊張する。」と思った。
変な話だが、その人たちを前に緊張したのではなく、前にする前から緊張すると思った。

緊張すると声が上ずったり、話している内容がわからなくなったり、話の内容があっちに行ったりこっちに来たり、する可能性があると思っていた。
それで、どうしようかと。
これは自分の習慣性のなせる技なのではないかと思い、自分自身をちょっと感じてみることにした。
50人の前に立つ前に舞台に立って周りを見回し、自分自身に力が入っていないか、脚や足はあるか、首は固くないかなどを確認。
50人に舞台に上がってもらって前にした時に、そのままの状態で少し全体を見回し話始めることにした。
すぐに話に頭が囚われて自分がなくなってくるのがわかったので、話をひと呼吸おいたりして、首と足を気にして全体を見れるようにしてみた。

悪くない感じ。

自分が自分でいるまま話が出来ている感じが少しする。
前半は”いつもの通り”参加者が真剣で、視線が怖いほど強く感じたが、それもそのままにして少し話を続けることにした。
いつもなら耐えられずに、体を動かすことを取り入れていたかもしれない。
そうやって約1時間の講演が終わった。
全体を通して上手く出来たとかダメだったとかではなく、いつもなら前半で視線に耐えられずに少し前後してしまっても体を動かすところ、話を順序通り続けることが出来た。
強くて圧迫されるような視線も、真剣だからなんだろうなと思うことが出来た。
「参加者は味方。」
サキコさんが言っていた、「生徒さんは味方。」と言う言葉を思い出し、みんな知りたがって来てくれていると思ったら自分の雰囲気も変わったように思う。

アレクサンダーさんは心身一如。
体と心は切り離せないと言ったと聞く。
当然と言えば当然だが、人前で話をすると言う場面で、自分自身で確認出来たのは良かったかと思う。




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