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アセスメント 2回目

随分久しぶりの更新になりました。
たまにはこちらも更新しようかという気分になって来ました。

前回のアセスメントから1年半経って、2回目のアセスメントを受けました。
ATIの2018年次総会が京都だあったので、会議の前日に受けることができました。
アセスメントをしてくれたのは、スイスで活動されているマスター・ティーチャーのローザルイザ・ロッシさんでした。
2018年10月19日(金)でした。
会場の部屋に入ると、ローザさんと通訳をしてくれた柴山侑佑夏さん、レッスンを受けてくれる生徒役のTさん。
それに今後スポンサーになる可能性のある、ビル(ウィリアム)コナブルさんがいました。

自己紹介があり幾つかの話をしました。
職業は?
どうしてアレクサンダーを学び始めたの?
あなたにとってアレクサンダー・テクニックはどんなものですか?
この質問で考え込んでしまいました。
それほどの時間ではなかったと思いますが、考えた。

アレクサンダー・テクニークを学ぶ前までは、自分は「準備をする人」だった。
様々な場面を想定し、どんなことも想定内にしていようとしていた。
そうやってずっと生きてきたのが、アレクサンダー・テクニークを学び教師になって少し変わったかもしれない。
準備をすることもあるが、その場での対応。
その日その時そのタイミングに居て、そこで考えるようになったかもしれない。

そんな話をしました。
そうしたらローザさんが、私も同じ!とニッコリ笑いました。
そして彼女の履歴のような話があったと思います。
この時の話はとても感慨深いものがありました。
考えてみれば生き方に関係するものだろうからです。

その後に来てくれていた生徒さん役の人にレッスンをしました。
最初に「何か気になるところはありますか?」と聞くと、股関節に違和感があると言う。
そのことが頭に残りました。
手で触れ、歩き、立ち止まり、また触れました。
ハンズオンワークです。
その時々に「股関節が動けば良いな」と言う気持ちが頭にあったと思います。
10分ほどしても生徒さん役の人に変化がありませんでした。
正直、少し焦りましたね。

だってアセスメント(評価)ですから。

でもまあ仕方がない、股関節が何とかなってもらいたいなんてやめて、ただ触れることをしよう。
そう思って触れた瞬間に変わりました。
生徒さん役の人に変化があり、背骨がグニュグニュと動き出しました。
瞬間、ローザさんがニッコリ笑って、何があったかわかる?と聞かれました。
もちろん。
大きな変化がありました。
ただ、それは今まで自分が持っていた意図のようなものを手放したら出てきました。

そこで生徒さんからも言葉が出てきました。
最初は実はもう少し待って欲しかった。
でも待ってもらえないので、どうしようと思っているうちに時間がすぎていった。
それがなくなった時に、自分に変化が起きました。
そんな話です。

ハンズオンワークは調整やマッサージではありません。
そのことは分かっていて、生徒さん役の体を動かそうとまでは思っていませんでしたが、でも手が少しそんな風に動いたのかもしれません。
それはそのまま生徒さんに伝わりました。
いけませんね。

そんなことがあってアセスメントは終わりました。
途中でサインもうしますよ。
あなたは大丈夫と言うようなことを言われました。

とても面白い経験でした。
終わって時間があったので、生徒さん役の人と少しレッスンをしました。
とても感受性の高い人で、自分の感覚を言葉にするのがとてもうまい。
良い生徒さん役の方と当たったと思いました。

2回目のアセスメントが終わりました。
アセスメントは自分にとっては確認の場でもありました。
また次のレッスンについて考えるきっかけにもなりました。

ちょっとまとまりのない文章になりましたが、出てきた考えをそのまま書きました。

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