個人レッスンの生徒さんから感想を頂きました。

以前、整体を受けに来ていただいていた鍼マッサージ師の先生がアレクサンダー・テクニークを受けに来てくれました。
ご自身のブログ用にと書かれた文章でしたが、アレクサンダー・テクニークのことが分かりやすく書かれていたので、承諾を頂いて転載します。

**********************************:


3月13日から、訪問マッサージの仕事をはじめました。
高齢者のご自宅や、老人ホームで、マッサージをする仕事です。
それで、少し忙しく働いています。
充実感もたっぷり感じています。


今まで通り、鍼マッサージ光が丘治療院の仕事も、続けています。
ですが、これまでのように、毎日、治療院に居ることができなくなりました。
3月末は、予約がいっぱいで、ひたすら治療する日々でした。
で、どうも、からだのあちこちが、痛みを訴えはじめました。
そこで、アレクサンダーテクニークの、からだの使い方を、再確認してみようと思いました。
そこで、何人かの、先生たちのブログを読み漁ってみました。
そして、仕事中に自分のからだを感じながら、
かん者さんに触れていくようにしました。


頭が背骨の植えにフンワリと乗っている。
頭の動きに首と背骨がついていく。
背中全体を一つのまとまったものとして、頭の動きのリードで、股関節から動いていく。
鎖骨も含めて腕の長さを感じながら、相手に触れていく。
そんなことを感じながら治療していたら、これまで、感じていた痛みが、9割くらい感じなくなりました。
疲労感も、激減!


これは、いい感じだぞ!
とはいえ、もう何年も、アレクサンダーテクニークのレッスンをご無沙汰してましたので、微細な部分の感覚が曖昧で、本当にこれでいいのかな?という疑問が生まれました。
そこで、昨日、4月4日に、個人レッスンを受けることにしました。


丁度、月食の夜に、月が欠けはじめていく時間帯に、私は、からだの古い習慣から、自由になっていくレッスンに取り組みました。
座った姿勢から、どう立ち上がり、立ち上がった姿勢から、どう座るか?
立ち上がる前に、足の裏に十分に体重を乗せる。
そして、首を力ませることをやめて、首を自由にして、立ち上がる。
そうすると、フンワリとからだが持ち上がり、ラクに立つことができる。
アレクサンダーテクニークの基本的なレッスンですが、とても、深い気づきが得られました。


私がレッスンしてもらったのは、こちらです。
てあて整体院
→http://ameblo.jp/teate-seitai/theme-10076262986.html


**********************************:

少し触れるだけで体に変化があり、それを自身で楽しむように感じていらっしゃいました。
10年も前に受けたアレクサンダー・テクニークを、ここまで鮮明に覚えていることに驚きました。


※アレクサンダー・テクニーク 個人レッスン(4~50分=5000円)受けられます。



■てあて整体院 ・ 東京
東京都練馬区東大泉 1-26-12-507
mail teate@nifty.com
電話 03-3922-7230

■てあて整体院 ・ 名古屋 (月に4日)
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
mail teate@nifty.com
電話 03-3922-7230

| | コメント (0) | トラックバック (0)

感想を頂きました。 ~ ヨガ・インストラクター二回目

以前、アレクサンダーを受けていただいたヨガ・インストラクターの方から二回目の感想を頂きました。
自分の身体をとても良く観察される方で、言葉の選び方などもすばらしく、読んでいて嬉しくなりました。


********************


1377252_814809721890545_77226583824


アレクサンダー・テクニークレッスン2回目です。

前回、身体の余分な力みを抜いた姿勢の感覚を体験しました。
一週間、気がついた時にはそのニュートラルな感覚(と言っても完全にニュートラルではありませんが、、)を再現するようにしていました。
(その都度、いかに自分が普段の姿勢で脊柱周辺をきゅっと縮めているかを体感しました)
普段の姿勢で力みを抜いていったせいからか、以前からあった慢性的な肩凝り(肩甲骨の内側)が余計に強調されて重く感じるようになりました。。
その事をあら木先生に伝えたら、姿勢に変化が出たので、違和感(たとえそれが嫌な感じでも)があるのは仕方がないといったお返事でした。
でも、変化に伴う違和感ではないんです!変化によって凝りが強調されて嫌なんです!!と必死で主張したところ(笑)、肩関節周りのハンズオンをして頂くことができました。
おしゃべりしながら、あら木先生が肩関節をなにやらにょきにょきしていました。
にょきにょきが終わると、なんと強調されていた肩凝りの重さが無くなっていました。。
あら木先生曰く、「ハンズオンしていたら筋肉が横に伸び出した」との事。
これまでは縦方向に縮めていた筋肉に気がつき力を抜くように意識していましたが、横方向の肩の筋肉の収縮には気がついてなく、
それが凝りが強調された原因だったのかと今にしてみると思います。
しかし、揉んでもいないのに、凝りの重さが無くなったことには驚きました。
ただ、あら木先生は凝りを無くすことがアレクサンダーの目的ではないんですけどね、、と、おっしゃっていましたが。

姿勢に関しては、気がついてみると、「なんでこんな事に気がつかなかったんだ!」というくらいの単純な事なのですが、
それが普段の自分のくせと思い込みによって以外に気がつかないものなのだな、、という事を改めて思い知りました。

それと、普段、横隔膜を若干緊張させている事にも気がつきました。

いやいや、、、姿勢が変わり、いろいろと楽になりました。
まだ慣れてなくて不自然な感じもあるのですが、でもこれで交感神経過多な自分もちょっと変わるかな、、?という気もします。
(普段、気が頭に上がり気味なので、脊柱周辺の力が抜けたことと、呼吸が深くなったことで、気がきちんと下にも落ちてくれるのかなと)

ヨガのアーサナでもちょっとした体の意識の仕方で、全然楽にアーサナが維持できる事を体感しました。

そして、背筋は”ぴんっ!”と伸ばすではなく、”にゅい~~~ん”と伸ばす。(笑)

いろいろと勉強になりました。

アレクサンダー・テクニークってどんなんだろう?というのもあり、今回のレッスンを受けましたが、
アレクサンダー・テクニークとは、というかアレクサンダー教師というのは、とても客観的に且つ微細に身体と会話する人なんだな、と思いました。

余談ですが、私は駅などの階段を一段飛ばしで上るのですが、その時にぴんっと背筋を伸ばした姿勢だと抵抗がかかり上りづらいので、上半身の力をふっと、
気配を消すかのように抜くのですが(その方が格段に上りやすい)、その力の抜いた時の状態が、今回あら木先生にみてもらった状態にとても近いことに気がつきました。
なんだ、、、身体はちゃんとわかってんじゃん、、、と拍子抜けしました。(笑)

身体っていろいろと面白いですね。。

アレクサンダー・テクニーク、ありがとうございました。
とても楽しかったです!


1452344_814809735223877_16520148310



********************

『アレクサンダー教師というのは、とても客観的に且つ微細に身体と会話する人なんだな』という件に、僕も納得です。
なかなかうまく会話出来ませんが、これからも少しずつやって行きたいと思っています。



■てあて整体院・あら木
東京都練馬区東大泉 1-26-12-507
mail teate@nifty.com
電話 03-3922-7230

※アレクサンダー・レッスン受けられます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

レッスンの感想 男性ダンサー


アレクサンダー・テクニークの感想を頂きました。

1452164_810807248957459_29877314986

************

アレキサンダーをはじめて、約4ヶ月、ちょうど10回セッションを受けました。
あれっ?まだ10回しかやってなかったんだ・・・と思います。
不思議です。


アレキサンダーは、自分にとって迷った時やわからなくなった時に振り出しに戻る、もしくは自分の住処に帰る道標の様な存在になっている気がしています。
はじめのころ荒木先生に、『これだっ!』という決め手のようなものは、『癖』になる・・・みたいな事を言われました。
その時はたしか首に重点をおいてお話して頂いていたとおもいます。
ちょっと衝撃的な感じを受けたことを覚えています。
(~_~;)えっ、そうなの?!っ。ってな感じでした。
今思えば、怪我で靭帯の手術をした直後の病院以外でのリハビリ第一段の幕開けだったせいか、何がなんでも学習?して身に付けたいと思う気持ちが強かったのだと思います。


今迄は、「心と身体は一つ」だと思っていましたが、今は、「心と身体は一つにも出来るし、別々にも出来る」っぽい、と思っています。


いろいろな事に変化を感じる日々はなかなか楽しいです。


************

同じ写真を以前も上げました。
この方は舞踊家(ダンサー)です。
とても感覚が鋭い方で、同時に自分の感覚を楽しんでいる方で、その時間を大切にしたいなと思いながらレッスンをしています。
少し触れては離れて見ているみたいな。
たぶん、誰か他の人がこのレッスンを見たら、あら木は完全にサボっていると思われると思います。
それくらい時間を取って任せている。


マーサのWSを受けて良かった。
彼女のレッスンやワークを受けていなかったら、こうは出来なかったと思っています。
プロセスを大切にすると言うことは、たぶんこう言うこともあるんだろうと思っています。
彼とのレッスンはとても勉強になる。
代金を頂いて勉強になると言うのは良くないことだと思っている。
でも、教師として勉強になっていると言うことは、生徒にとっても悪いことではない、とも思う。


■てあて整体院・あら木
東京都練馬区東大泉 1-26-12-507
mail teate@nifty.com
電話 03-3922-7230

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ヨガインストラクターさんからのレッスンの感想

ヨガインストラクターで以前はダンサーをされていた方からレッスンの感想を頂きました。



1505598_811602748877909_54047570145

・・感想・・

今回初めてアレキサンダーテクニックを体験しましたが、とても面白かったです。
これまでダンスやヨガなどやってきましたが、それらとは全くアプローチの違う体の在り方を追っていく過程がとても新鮮でした。

首の状態や体のスペースを感じながら、あらき先生にハンズオンされた状態で少しずつ力を抜いていくと、なんだか体の中を風が通り抜けるような感覚で体が軽くなりました。
そして体の力が抜けすぎているせいか、自分がまるで”腑抜け”になったように感じました。。
ですがその状態で歩いてみると、なんだか水の流れにのってすいすい~と歩いていっている感覚。
そして、立っている時の姿勢が自分ではいつもよりも猫背になっていてまっすぐ立てていない!と感じていたのに実際はすとんとまっすぐに立っている。。。
え~~~~っ!!?? といった驚き。。

それはそれでびっくりだったのですが、もっとびっくりだったのがあらき先生のセンサー感覚です。
ハンズオンしている状態で私の体の中で起こっている微細な変化を感じ取り、変化が起こるたびに「はい、はい」と相槌が入り、私はその事によってさらに変化が進んでいくような。。
ハンズオンしていない時でも変化を見逃さず「はい、はい」と相槌が入る。。
そしてその相槌がとても心地よいのです。
(恐るべしアレキサンダートレーニー。。。と思いました。(笑)

今回、アレキサンダーテクニックで改善できればいいなと思っていた事が、肩こりと呼吸です。
肩こりは気がつくと肩に力が入っている事が多く、気がつく度に力を抜くのですが慢性的に凝っています。
呼吸は普段の生活の時に”呼吸がしっくりできない”という感覚があります。
(ヨガの時は深い呼吸を意識的にしているので問題ないのですが、普通の呼吸となるとなんだかしっくりこない)

今回、自分では猫背の感覚だけれども、実際はすとんっとまっすぐ立っている、といった経験を通していろいろな事が見えてきました。
その姿勢だととても体が楽で、背骨と肩の筋肉が緩んでいる。
重心が前後に偏っていない。

普段の姿勢(背筋がピンと伸びていると自分で思っていた姿勢)だと若干重心が後ろに動きます。
そして若干反り気味になり腰と肩に緊張が走ります。
ちょうどいつも肩が凝っていると感じる肩の位置に緊張が走ります。
腰の方は痛みはないのですが、ずっと立ったままの姿勢でいると腰が疲れてきて腰をストレッチしたくなっていたのですが、
ちょうどそのストレッチをしたい場所がぎゅっと詰まるのがわかります。

普段の姿勢が実はちょっと力みが入っている不自然な姿勢だったんだなという事がわかりました。
肩の力を抜いても、もともとの姿勢の状態で脊椎と肩に力みが入っていたのでは肩は凝りますよね。。

姿勢は大切という事は知っていましたが、今回改めて別の視点からいかに姿勢が大切かを学びました。

次回の股関節とヨガのアーサナの時のチェックもとても楽しみです。

****************************

と言うことでした。
「人は自分の普段と違う身体の使い方をすると”違和感”を感じます。 それが嫌だと言う場合もあり、気持ち良いと言う場合もあります。」と言うような話をしました。
『アレクサンダー・テクニークは生徒さんのクセを見つけ出すので、それをやめた時に良い感覚になるとは限らない。嫌な感じになることもある。』とロビンが言っていたのを思い出しました。
日本でお金を頂いて仕事としてする場合には、ちょっと考えておかなければいけないことかもしれません。


■てあて整体院・あら木
東京都練馬区東大泉 1-26-12-507
mail teate@nifty.com
電話 03-3922-7230

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フェルデンクライス・メソッド プラクティショナーの方からの感想

フェルデンクライス・メソッドのプラクティショナーでダンスをしている方がレッスンを受けてくれました。
感想を頂きましたので、そのまま掲載します。

10624560_811996742171843_2980675189

10624808_811996728838511_1354646708

耳と耳の間の1番上の背骨に無意識に力を入れていたこと、またそれがもうすこし上のほうにあることをイメージすること、に気がつくことができたこが、いちばんの収穫でした!
レッスン後から今日まで、日常でも気がつくと力が入っていて、そこの力を抜くと、あごも眼も、そして、そこから下の背骨から尾骶骨までぜんぶが、いい感じに整う感じがします。
そうすると、首から胸へのつらなりも自然で、ふだんわたしはろっ骨が開きがちで、ダンスの時はしまわなくては、と思うのですが、意識しなくても自然に閉じる感じです。

腰も、ホワイトボードに書いていただいた坐骨と股関節の関係を思い出して、脚のつけ根の力を抜と、痛みなく、またがんばらず、いい感じで座っていられます。
フェルデンクライスでいう、坐骨が下におりてくる感じ、お腹の余分な力を抜く感じが、これと同じ感じなのだと思います。

立ったり歩いたりしている時も、腰の後ろや脚のつけ根の余分な緊張が抜けて、ふだん縮んでいたところのしわが伸びてきたような感じです。
ヨガもやりやすいです。

too much でも too lessでもなく、その間のちょうどよいところ、強いところ、というあら木さんの説明、そして実際に座ってやってみたことが、とても具体的につながってよかった!です。
ほんとに日常生活でもダンスでもフェルデンクライスでも、目指すところはそこなのだよな~と。
このご説明、いただきます(笑)

あと、5階からの眺めがすごくよくて、1番上の背骨の力を抜いて外をみたときの、遠くまではっきりみえるような感覚をあの景色とともに想い出すことができて、楽しいです(^-^)

そして、あら木さんはアレクサンダーの考えかたをわかりやすく、ほかのからだの考えかたと混同せずに、その人にあった言葉とやりかたを選んで伝えるのが、ほんとに上手だな、と思い、わたしもフェルデンクライスでそうありたい、と思いました。(先輩に生意気に申し訳ありません(>人<;)

個人的には、あら木さんのご説明がとてもわかりやすいので、解剖学など、教えていただきたいと思いました!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

日常のなかにも続く、実りあるレッスンをありがとうございました
(^-^)


■てあて整体院・あら木
東京都練馬区東大泉 1-26-12-507
mail teate@nifty.com
電話 03-3922-7230

| | コメント (0) | トラックバック (0)