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ダイアログ・イン・ザ・ダーク

赤坂見附の駅から徒歩5分くらいの場所にある廃校で開催されている、『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』という展覧会に行ってきました。
展覧会と行っても何かを展示しているという訳ではありません。
廃校を利用して、全くの暗闇を体験するというものです。
目の慣れない全くの暗闇の中で、森や自然や教室などを、案内役の視覚障害の方に手伝ってもらって体験するという、体験型の展示です。
10年近く前から始まっているもので、単なる視覚障害擬似体験ではなく、視覚のない世界でさまざまな体験をすることが出来るというものです。

会場に入る前に、身に着けている光る可能性のあるものを全てはずします。
で、会場へ
僕のグループは全員で8名
アレキサンダーをともに学んでいるトレーニーと先生です。


先ずはかなり薄暗い部屋に通されて、案内役の方からの説明が始まります。
案内役の方は視覚障害の方で、セトセットというあだ名。
それぞれにあだ名を付けて呼び合うことにします。
これが後々ポイントになってくるみたい。
会場に入ってしまうと、光は全くなく目が慣れるということがないために、自分の位置や相手の位置は声や気配で知ることになります。
会場内では何かを触ったりするので、しゃがんだり手を伸ばしたりするので、その際には一言声をかけましょうということになる。


ソンナコト出来ルノカ・・・


で、ようやく中へ。

暗い

というか

まったく

何も

見えない

というか

宙に浮いてる感じ

大丈夫????


???


???


と、不安が走る。

先ずは最初の部屋で肩慣らしということか、床を触ったり壁に触ったりしてみる。
誰がどこにいるかは声でしか分からない。
そのうちに、飛び箱やマット・ボール・フラフープなんかを見付けたりする。
で、体育館ということが分かる。
では、ボールゲームをしましょうということになる。
8人で手をつないで輪をつくり、その中で鈴の音の出るボール(バレーボールくらいの大きさ)をゴロゴロと転がす。


!!!


出来る。

不思議!


やってみて出来ることに驚く。
次に3~4歩それぞれに下がって、輪を大きくし、同じようにボールを転がしてみる。
やっぱり
出来る。
音に対する感覚が鋭敏になってくるんですかね。

そんなことをしながら、別の部屋に移動していく。
体育館を出たあたりで杖をもらい、杖を体の前でつきながら進んでいく。
会談を上がり音楽室
通路を渡り段差を降り
木やベンチ水辺のある公園のようなところに出る。
またまた通路を渡って、用務員室に入る。
靴を抜いでたたみに座り、ちゃぶ台を囲んで休憩。
そこで飲み物を飲む。


靴を履いて外に出る。
最後はまた、薄暗い部屋に入って目を慣らす。
合計で1時間あまりの時間、全くの暗闇で過ごすことになりました。

先ず自分自身で驚いたのは、視覚障害の方への偏見でした。
視覚障害の方は五感のひとつが”失われ”た、何か(色)が足りない世界
に生きていると思っていました。
絶望の世界だろうと思っていました。
ところがね、全く全然本当に違います。

視覚のない世界は、視覚のある世界と比べても、豊かで生き生きとした世界でした。
聴覚は研ぎ澄まされ、。
距離や広さなどはほぼ掴めます。
そして、”何か”が見えている世界では失われている感覚が、よみがえるというか働き始めます。
例えば、身体全体の皮膚表面が感覚器になったように、世界を感じます。
前後左右上下からの情報が一時になだれ込んできます。


目で見ているとどうしても、目で見えている方向からの情報に支配され縛られてしまいます。
そのフィルターをかけたものがなくなると、耳からだけでなく肌から情報が入ってきます。


また、人との関係にも変化が生まれました。
僕はここにいる何をしているということは、その場で直接口に出さなければ伝わりません。
難しい言葉で言うよりも、『壁だ』『木だ』『ボールがあった』『風が吹いてきた』『あら木座ります。』『ぶつかった、ごめんね~』『ちょっと手を持っても良い?』などなど、素直な言葉しか出てこなくなります。
それがコミュニケーションをスムーズにしてくことが分かりました。


来月までやっているようです。
時間のある方は是非

http://www.dialoginthedark.com/index.html

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