あら木先生にとって整体って何ですか。
どんなものですか。
と言う質問を受けた。
久しぶりに受けた質問で、常日頃から考えている訳ではないので戸惑ってしまいましたが、何も考えていないということでもないので、考えてみました。
たぶん日々刻々と変わっていくもので、ここに書いている最中にも変わるとは思いますが、自分自身がどんな風に考えているのかを整理してみるのも良いと思って書いてみようと思います。
先ず、仕事ですね。
僕は整体で食べている。
だから仕事です。
趣味ではありません。
でも、質問してくれた人の聞きたいことはそう言うことではないと思います。
整体をどう捉えているかということを考えてみます。
整体は『整った体』とも言われるし、『体を整える』とも言われます。
また、『整体になる。』なんてことを言うこともあります。
僕はおおざっぱに大掴みに言ってしまえば、バランスを取ること、調子を整えること、元の状態に戻すこと、流れをよくすること等だと思っています。
そうすることで、痛みや不調が軽くなったりする。
筋骨格的な見かたをすれば、骨の変位(位置がズレていること)を元に戻したり、短縮したり収縮したりしている筋肉を緩めたり逆に伸びているものを縮めたり、動きの悪い関節の動きを出したりということをします。
それによって左右や前後や上下のバランスを取るということになります。
ではバランスを取るとは何か?
前後左右上下の位置や緊張に、無理の無い状態を作るということだと思っています。
無理の無い状態とは何か?
生理的な状態だと思っています。
生理的な状態とは何か?
本来あるべきでない緊張や無理がなく、筋骨格の機能がその人の持っている平常時で最大のパフォーマンスを意識することなく無意識的に出来る状態だと思います。
ようするに筋骨格系が健康な状態であるということかなと思います。
では、筋骨格的な問題だけを診ているかというと、そうとも限りません。
筋骨格系の問題を見た上で、血管やリンパ管の流れも診たいと思っています。
『流れ』と言うやつです。
体の中の流れです。
エネルギーという先生も居ますが、僕にはエネルギーは分かりません。
血液やリンパだけでなない何かがあるようにも思いますので、それをエネルギーと呼ぶのかもしれません。
その流れを僕の言葉で考えてみると、体の各部のつながりです。
体は各部位がそれぞれに独立して生きている訳ではありません。
脚と胴体も筋肉と骨も内臓と筋膜も血液とリンパも神経と筋肉も、それぞれに独立しているのではなく繋がりを持って生きて(動いて)います。
その、繋がりがスムーズになるように考えています。
その繋がりをスムーズにすることも整体だろうと思っています。
しかし、繋がりをスムーズにすることは手技では説明が出来ません。
実際に流れている血液やリンパが見える訳でもないし、エネルギーとなると尚更です。
僕の場合は筋骨格系の動きを見る中で、スムーズな繋がりを見つけたいと思っています。
ん~
それだけで説明は出来ませんが、そんな感じのことです。
そしてもう一つ、神経系の問題です。
中枢神経から末梢神経に連なる神経系は、途中で浮腫などで繋がりが悪くなることがあります。
その浮腫をなくしていくことを筋骨格系の調整とともに狙っています。
また、神経系の問題として、神経と筋肉の繋がりを良くすることも考えます。
最後にココロの問題です。
ココロの問題と言うと、最近多い様々な病気も考えられますが、僕の考えている整体ではそこまでは・・・と思っています。
ココロは脳の機能といわれています。
脳は体の一部です。
だから、体が調子良くなればココロも調子が良くなる、と考えているということはあります。
滞りがあったり動きが悪かったりする筋肉や関節を自由にさせることで、それをコントロールしているココロにも自由さが増してくるということはあるでしょう。
しかし、僕はまだココロの問題に、先にアプローチして体の問題を解決しようとは思っていません。
もちろん、むっつりムツカシイ顔をして施術をしていては体も緩まないので、出来るだけ明るく笑顔で施術をするように、気分が晴れるような話題を選んでお話をしているということはありますけどね。
そんなことが今の僕の『整体』だと思っています。
けっこう楽しい仕事ですよ。
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