中高年からの整体師
『手に職』
って言いますよね。
『大企業のサラリーマンも、昔のように生涯が 保障されている訳ではない。』
って言いますよね。
リーマンなんとかやナントカ保険会社もダメになったらしいし。
僕もそんな感じはありました。
転職する前は、これでも一部上場に在籍していて、役付だったんですけどね。
でも、僕が転職の時に思ったことは、上に書いたようなこともありましたけど、『手拭一本で生きていける。』って言う、そこにグッと来たんです。
平成に入って20年が経ちました。
昭和と一番違っているのは、携帯も含めたインターネットの広範な広がりだと思います。
デジタル化社会なんて言います。
僕に実感はありません。
ヨクワカラナイ。
実感が出来るのはアナログなこと。
結局は人の手から伝わるものに実感がある。
というか、それこそが実態だと思う。
『手拭一本で生きていける。』と言うのはその象徴としての言葉でした。
会社や場所に縛られることなく、体一つで生きていけるということに魅力を感じました。
今、世の中的にはかなりな不況がやってきています。
何度か経験したことのある状況で、今年秋冬から来春にかけてはかなりひどいことになると、去年の秋くらいから考えていました。
以前なら随分悩んでいたのではないかと思います。
会社がダメになれば自分もダメになるかも・・・なんて思っていましたから。
今ももちろん大きな心配はあります。
でも、以前との大きな違いは、手拭一本ありゃあナントカ生きていけるということが、心の底にあるということです。
随分違いますよ。
酒を飲まなくても体が軽くなる。
でも。
整体師は儲かるらしいね。
整体院って流行ってるんだって。
という言葉は最近聞かなくなり。
整体院も2割くらいしか生き残れないみたいだね。
3年後まで残っている整体院は少ないんだね。
整体師も大変だね。
なんて言葉を聞くようになりました。
業界が成熟しつつあるんだと思います。
だって、開業して2割成功なんて、脱サラ5年後を考えれば一般的な数値でしょう。
問題は自分の手に会社が無くなっても生きていけるスキルがあるかどうかだと思います。
皆が整体師になる必要はないんです。
でも、体一つで生きていけるナニカを持っていたいものだと思います。
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