スタイル
卒業生が開業している足利に行ってきました。
突撃隣の整体院てことで、開業した卒業生は必ず僕の襲撃にあいます。
去年の春に卒業し、ぼちぼちと整体の仕事を始めていったので、昨日までずるずると訪問が遅れていました。
いや、素晴らしい。
こんなにくつろげる空間を作っているとは思ってもいませんでした。(失礼!?)
足利自体が素晴らしい土地でしたが、それにも増して素敵な空間でした。
木造塗り壁にこだわり、畳の上での施術にこだわる。
この家が見つからなかったら、ここまで出来たかどうか・・・と仰るのも頷けます。
アプローチから玄関、施術室へと続く花と植物。
看板は壁に架けた丸看板と入り口に取り付けられた小さな案内だけ。
一階は施術・問診スペースと塾のスペースに分かれています。
以前の経験を生かして、今も夜は高校生に英語を指導しています。
朝から夕方にかけては整体の時間。
ゆっくりと問診をした後、畳の部屋で基本手技を行い、簡単な調整をベッドの部屋で行う。
塗り壁が呼吸しているようで、開け放たれた窓からは足利の静かな空気が流れ込んできます。
落ち着いた街というのはどこにもありますが、窓を開けていてこんなに静かで物音のしない空間は珍しいと思います。
この空間で脱くすりを標榜し始めてから、患者さんは口コミで増え、先月は予約をもう入れられないほどになってしまったそうです。
やっと安心して生活も出来るようになってきたので、今月からは少し人数を絞って自分に投資を始めようと思っているとのことでした。
地方都市で個人で整体院を開業する場合の、一つのスタイルがあるように思いました。
ホームページは作っていません。
チラシと名刺を作り、とにかく目の前の患者さんを一生懸命やることに専念する。
手技は沢山覚えたものを駆使するのではなく、基本的なものをきちんと丁寧に行う。
患者さんの言うことに耳を傾け、自分が出来ることは何か、患者さんには何をどうしてもらいたいか、これからどうなって行きたいのかという目標を共有する。
『脱くすり』を標榜するのは昔からの夢で、けして医療否定や薬をやめてしまえという過激な考え方ではない。
薬や手術に代表される現代医療の手の届かない部分を補完することが出来ればという切な思いゆえだと思う。
自分の信じることを患者さんにきちんと説明し、自分自身も勉強を続けていく。
そのことがどこにでもある治療院・・・に埋没してしまわないための、一番大切で重要な点ではないかと思います。
その上で患者さんを向かえる体制(院の内装・照明・場所・空間等)を整えていくことが出来れば良いかと思います。
昨日は僕自身が良い刺激を受けてきました。
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コメント
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先生、先日は遠路遥々起こし下さり、ありがとうございました。
到着なさるや否や、写真撮影に姿を消し、
気が付いたら、
院の床でのんびりくつろがれている先生(笑)
お陰様で、楽しいお時間をご一緒させて頂きました。
次回は是非、初夏のワイナリーにも起こし下さい。
(皆様もどうぞ!)
これからもマイウェイ&マイペースで頑張って参りますので、
末永く、宜しくお願い致します。
では、次回は年末の大掃除大会でお会い致します!
投稿: seki | 2008/11/15 00:19
ありがとうございました。
いや本当にくつろげる空間で、感服いたしました。
僕が整体だけやって頑張ったって、あんなに素敵な空間を作ることは出来ません。
これからも多くの患者さんがいらっしゃると思いますが、一人ひとりを良く見てやっていって下さい。
足利には居るだけで身体が緩むようなので、また必ずお伺いします。
投稿: てあて・あら木 | 2008/11/15 21:21