構え
結局は『構え』なんだと思う。
以前、卒業生から先生は患者さんにどんなことをしているんですか?と聞かれ、いつも同じことをしていると答えたことがある。
同じこととは何かと聞かれると、それは良く分からない。
患者さん毎にやっている施術の内容は違うし、調整する部位も違う、当然ながら全く違う手技を使うこともあるし、かける時間も全然違うこともある。
それでも、僕自身が患者さんにやっていることは同じだと感じる。
説明は出来ないことで、言葉にしてしまうとなんだか違うことを説明してしまいそうなので出来ないが、いつも同じようにしているように思う。
それはたぶんん、患者さんに相対する僕の『構え』の問題なんだろうと思う。
武道には『型』を持つものがある。
僕自身は剣道の経験しかないので、その真髄までは体感していないと思うが。
型の中にはその武道あるいはその流派を創始した人の、伝えたい真髄が凝縮されていると思う。
その武道を後から始めた者は、真髄に迫るために『型』の訓練をする。
『型』は見た目に同じ動きを繰り返すが、身体の中や頭や心の中では全く違った動きやコトを考えている。
同じことの繰り返しの中に真髄があり、しかもその同じことの繰り返しの中からその人独特の個性のようなものが出てくる。
『型』で習得するのは、その武道・流派の持つ『構え』なんじゃないか…と思ったりする。
『構え』はもちろん姿勢や動きだけ、心の持ちようだけの問題ではない。
それらを含めた自分の心(頭)と身体の生き方のようなものかもしれません。
ナンチャッテ
ちょっと今日は真面目なお話でした。
ようするに患者さんが良くなって笑顔になってくれれば良いんですけどね。
その良くなる時期・タイミング、良くなる部位、良くなるスピード、良くなる方法、良くなるトコロ、をどこだと考えているか…が『構え』の違いになって表れるのかもしれません。
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