触診教室
今日は月に一度の触診教室でした。
毎月、だいたい第一日曜日にやっています。(8月は第二日曜日です。)
今日、集まった方々は、整体師、整体の勉強中、全くの素人、鍼灸学校の生徒さん等でした。
聞くと、『身体の診方』を知りたい、『触診で何が分かるのか』を知りたい、と言うようなことが多かったので、最初に少し話をしました。
人の身体は200くらいの骨と600くらいの筋肉があります。
そして、それらはそれぞれに繋がっています。
独立して”ある”と言う訳ではないんですね。
例えば肩甲骨をはさんで反対側にある菱形筋と前鋸筋。
これらは言葉としては別々になっているし解剖学でも別々のものとして学びますが、実際には筋膜で繋がっています。
菱形筋を引っ張ると肩甲骨と同時に前鋸筋も引っ張られるし、逆に放すと前鋸筋の方に縮みます。
言葉はモノとモノを分けるために作られますが、名前がついて言葉で表現したからと言って別々のものになるということでもありません。
ようするに、解剖学を別々のモノの集まりとして考えることには無理があって、繋がっているものを区別するツールとして解剖学や文字や言葉を使っていると捉える方が良いと思うのです。
例を上げます。
『膝』ってどこでしょうか。
膝のお皿あたりを膝と言います。
解剖学的に表現するなら、大腿骨遠位ですね。
ふとももの遠い側(膝側)ってことです。
ではふとももの骨の遠い側が膝だとして、そこから1センチ上がった場所は膝でしょうか?
そこも膝だとしたら、そこから1センチ上がった場所は?
さらにもう1センチ上がった場所は?
と考えていくと、どこからどこまでが膝だとはなかなか断定しにくいし決めにくいですね。
そして
膝が内側を向いていると言う場合、ほとんどは膝の骨の変形ではなく、ふとももの骨の向きの問題ですね。
では、ふとももの骨の向きの問題はどこで起こることが多いかと考えると…当然、股関節ですね。
股関節が内側を向くと、膝も同じように内側を向く。
だって股関節は骨盤と”ふとももの骨”の関節で、膝は”ふとももの骨”の遠い側だから。
だとすれば、膝のことを考える時、股関節のことも考えた方が良い…とは思いませんか。
と言うようなことを話しました。
繋がっちゃってるんです。身体は。
同じようなことは、腰にも肩にも言えますし、当然身体中のどこもかしこもそんなことです。
さて
だいたいこの話を聞くと、???って感じの吹き出しが頭の横に浮かんできます。
???ばかりを持って帰ってもらってもしょうがないので、手の練習をします。
今日は基本の基本。
手の置き方・触れかたです。
手を目いっぱい力を入れて広げて下さい。
そして、入れていた力を抜いて下さい。
そうすると手は、少し丸みを帯びた状態に戻ります。
この動き。
広げた手がもどるという動きには、意思を使っている訳ではありません。
でも筋力は使っていますね。
この戻る力だけを使って触れます。
写真のようにももに手を当てて、手首の力を抜いて肘から手前に引っ張って来ます。
そうすると、手指は相手のももの形状に沿って動いてきます。
隙間なく手が当たっていれば、それが触診の時の基本的な手の感覚になります。
意思を持って力の入った手指では、相手に緊張を与えることが多い。
だから意思を抜き力を抜いた手で触れることを、最初に練習します。
先ずはそこから。
来月もやります。
8月9日です。
▼▼▼ 整体スクール見学会など ▼▼▼
てあて整体スクール 授業体験見学会 7月6・11・12日 >>>
整体スクール名古屋教室(金山) 授業体験見学会 7月14・15日 >>>
整体学校の様子をお知らせする学校新聞 >>>
▼▼▼ 整体師応援セミナー ▼▼▼
てあて整体スクール 8月骨格調整専科募集 >>>
これからの整体師のための触診教室 8月9日>>>
▼▼▼ 大人バレエな人のためのセミナー ▼▼▼
ダンスの身体の仕組みと使い方セミナー in 名古屋 8月4日(火) >>>
▼▼▼ 大人バレエ組のためのテキスト ▼▼▼
大人から始めた人のための 『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>
| 固定リンク
「整体師の日常」カテゴリの記事
- てあて整体スクール 東京校・名古屋教室(2009.11.14)
- 健康(2009.11.11)
- 広島 … !?(2009.11.11)
- 【 11月 10~11日 スケジュール 】(2009.11.09)
- 忘年会(2009.11.08)




コメント