現代舞踊公演 終わりました。
あっちゅうまに終わりました。
本番当日は台風が来る中、雨の日の開催となりました。
沢山来てもらってよかったよかった。
個人的にはあまり感想のない公演だった。
感想がないと言うのはおかしいか、あまり高揚もせず緊張もせずああ終わったと言う感じの公演だった。
緊張しそうになると緊張を止めようと強い習慣性が出るのか、気がつかないうちに緊張しない状態が出来上がっていると言う感じだった。
気がついたら落ち着いている。
ところが前日リハの最中から少し緊張があるように感じた。
どこと言ってではなく、身体の芯が緊張を始めたような感覚だった。
モトコさんの声かけや確認が柔らかく静かに厳しくなったからなのかもしれない。
明るく柔らかく失敗は許されないんだから・・・と言う確認のようなことだったのか。
本番のことはあまり覚えていない。
暗転の中、床に倒れた時に天井を見てしまい、モトコさんの方に首を振ったのは気がついた。
少し大きなアクションになったかな、あるいは、しまったとどこかで思ったのかもしれない。
その他はあまり覚えていない。
色々なことを考えながら踊っていたようにも思う。
首を自由に背中は長く広く。
ここは手を引っ張りすぎないように。
バミリはどこだったっけ。
横よりも早いかな、あっているかな。
次は足を振らないんだったっけ。
そうやって色々なことが頭の中を駆け巡りながら、身体は静かに落ち着いてコントロールしているつもりで動いていた。
終わって感想を聞いた。
殆ど全員が「作品はよかった」「他と一線を画していた」「大人」「綺麗」「素敵」と言ってくれた。
ただし、僕個人に対しては、「緊張していた」と昔のダンス仲間全員が言っていた。
動きがぎこちなかったんだろうと思う。
小さな動きなっていたんだろうと思う。
周りを確認しながら動いていたんだろうと思う。
ま、こんなものか。
大きな穴を開けなかったのは良かった。
でも、やっぱり舞台は普段のレッスンが出る。
普段の動きしか出ない。
『舞台上でのいかたが良い』と言ってもらって声をかけてもらった。
それについては出来ていたように思う。
出来ていたと言うのは間違いか。
それしか出来ないし、それが舞台上の僕と言うことになる。
今日、ダンスの舞台をほとんど始めて見たと言う方から言われた。
「先生はいつもと同じ様子」
なるほどと思った。
それは僕の良さなんだろう。
やったるでぇ的な何か、オーラ的な何かではない、いかた。
次があったらイイなぁ。
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