整体院計画① 資金繰表
先ずは計画を立ててみる・・で書きましたが、先ずは資金繰り表を作ってみましょう。
資金繰り表???
資金って何さ・・
繰りって何さ・・
ああ・・なんか難しいことを言われているような・・
会社員ぢゃないんだし、整体師にそんなこと必要なの??
そう思う方も多いと思います。
でも、これがけっこう大切なことなんです。
資金繰りとは一定期間内の資金(お金)の動きを掴んでおくことを言います。
で、「動きを掴む」というのは、入ってくるお金(収入)と出て行くお金(支出)を、ある期間で計算してみて、どうなっているのかを明らかにするということなんです。
先ずその、資金繰りが何でけっこう大切なのかということを理解しておきましょう。
開業前
・開業時にいくらくらいお金を使えるかが分かる。
旅行資金などいくらくらい使えるかが分かる。
(預金残=資金残が分かるから。)
・何時ごろまでには開業しなければいけないかが分かる。
(収入がないと資金がなくなる時期が分かるから。)
開業後
・現在の預金残=資金残が妥当かどうかが分かる。
(売上・経費に関係なく、計画との対比が出来るから。)
・費用を使いすぎているかどうかが分かる。
(売上が計画以上でも費用を使いすぎている場合があるから。)
いずれの場合も資金繰り表を作っておくことで、計画よりも良い状態なのか悪い状態なのかが分かります。
例えば、開業前であれば、収入がなく生活費ばかりが出て行く時期があります。
こんな時は非常に不安になりますが、資金繰り表(計画)があれば計画通りなのかどうかが分かり安心することが出来ます。
また、家族に脱サラや独立を説明するときにも、資金繰り表がしっかりしていれば、不安を抱かせることなく理解してもらえることが出来ます。(奥さんや家族の理解は、独立・起業の成功のための一番大切な基本です。)
開業後であれば、売上が悪くても資金が足りている場合もあるし、逆に売上が良くても経費を使いすぎていることもあります。
その時その時の状態が大丈夫なのかどうなのかを知るためにも、資金繰り表は役に立ちます。
では、資金繰り表の作り方です。
あまり難しく考える必要はありません。
先ずは必要最低限の表を作ってみて下さい。
最初にも書きましたが、一定期間の中の資金の動きを掴むような表を作ります。
(とりあえず月単位での表を作りましょう。)
1.一番上に月を入れた表の枠を作ります。(横軸に月)
2.月別の収入を記入します。
3.賃料・水道光熱費・電話代等分かっている費用だけ記入します。
4.その他の経費をおおよそで記入します。
5.先月末の預金残を記入し、足し引きして翌月以降の預金残=資金残を計算します。
さて、出来たでしょうか?
えっ出来るわけない?
ですよね。
こんな簡単な説明ではどうやって金額を決めて良いかわかる訳ないスよね。
ならば、先ずは先月末までの資金繰り表を作ってみて下さい。
もう終わった分です。
だから、実績というか資金残が分かっています。
1.一番上に月を入れた表の枠を作ります。
2.月別の収入を記入します。
→ 給料か既に開業してる人なら月間の現金売上です。
3.賃料・水道光熱費・電話代等分かっている費用だけ記入します。
→ これは領収書か通帳から転記して下さい。
4.毎月末の預金残=資金残を記入します。
→ とりあえず財布の中身は無視します。
通帳の月末残高をそのまま記入してみて下さい。
5.上記2・3・4からその他の経費を計算します。
→ 前月末資金残+当月収入-分かっている費用-当月末残
= その他の経費
1~5で過去の自分の家や整体院の資金繰り表が出来ます。
これを元に、今月以降の計画を立ててみて下さい。
そうすると、今の状態や家族を安心させる材料や今後の計画を考える基が出来ることになります。
売上計画・行動計画・フィードバックはまた後で。。
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コメント
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投稿: 竹本 | 2006年4月27日 (木) 00時30分