2010年6月29日 (火)

整体師 開業講座 覚え書き 2 リスクヘッジ

開業をして失敗しないためのリスクヘッジ。
どんなことを思い浮かべますか。
ここで言うリスクヘッジとは成功のための必要条件であって、それをやったから成功すると言う十分条件のことではありません。
まあ、事業を始めるに当たって成功のための十分条件はありませんけどね。
ではどんなことがリスクヘッジになるのか。


ようするに、整体院やサロンとして成立していると認めてもらえるための条件です。


いくつか共通項でまとめてみます。
1.マナー
2.施術の見せ方
3.予約管理
4.広告宣伝


1.マナー

患者さんに対するマナーです。
この項目に分類されるものとして、整体院の掃除・身だしなみ・守秘義務・挨拶・患者さんの身体の扱い方等があります。
それぞれ一定レベル以上のホスピタリティーを持って行うことが”前提”となります。
整体院に来て、痛みや不調を改善することとはほとんど関係ないことですが、整体院・整体師としての存在を認知されるかどうかにかかわる問題です。
例えば、掃除の行き届いていない整体院は、1度は知らずに入っても2度は入ることはありません。
掃除されていなくて汚れている整体院は、物理的にはそこにあっても患者さんの選択肢の中からは外されてしまい、あるのにナイ整体院と言うことになります。
同じことが身だしなみや守秘義務・挨拶などでも言えます。


2.施術の見せ方

『痛みが取れ症状が良くなれば患者さんには伝わる』と言うのは幻想です。

・今日の状態はこうだった
・だから今日はこんなことをした
・そうしたら10だった痛みが○○になった
・次回以降はこう言う風に施術を組み立てていきたい…

と、そんな風に整体師がやったこと患者さんに起きたことを確認することが大切です。
言葉は悪いですが、最近の患者さんは反応が悪くなってきています。
自分の状態が分からない方も多い。
痛みがどれくらい抜けたのかも判断できない人が増えてきています。
そんな時には、来院時に10だった痛みはどれくらいになりましたか?と聞くことで、ある程度客観的な度合いを認識してもらうことが出来ます。
そうすることで、今日の結果も分かるし、自分の身体のことについても興味を持ち感受性も高くなっていきます。
何にも確認しないでも患者さんが感じてくれて、また通ってくれると言うことはありません。
今日やったことをきちんと説明するようにしましょう。


3.予約管理

次回の予約は当日に必ず確認するようにします。
確認と言っても『次回どうしますか?』は、判断を患者さん側に投げています。
体のことについては整体師の方が専門職です。
施術(治療)方針は整体師の専権事項とも言われています。
患者さんの症状を改善するためには、こう言うことをこうやっていくと言う方針を決めるのは整体師です。
その中に次回の整体の日を決めると言うことも含まれます。
但し、整体師を決めるのは患者さんです。
施術方針を告げて、次は何時位が良いかを言って、その上でココに来ますか別の所に行きますか?と言うことを決めて下さい。
それを告げることが、患者さんのためにもなります。


4.広告宣伝

開業したら広告をするのは当たり前。
ですが、媒体を決めるのは予算と常識から決めていませんか。
整体院をオープンしても、患者さんがそれを知らなければ、その整体院は世の中に存在しないと言うことになります。
自分の整体院は、毎日通ってきているし仕事もしているので、当然アルものと思っていますが、実際には多くの人にとってはナイのも同じものです。

例えば、いつも使っている最寄りの駅の改札の正面にあるビル。
そこがどんなビルかは分かると思います。
では、そのビルの1階のお店の名前は分かりますか・
何をやっている店かは分かっても店の名前は分からないかもしれません。
では、そのビルの最上階にある店舗は何をやっている店ですか?
自分に関係がない店だとしたら、その店があることは分かるかもしれませんが、何をやっているかは分からないでしょう。
何をやっているか分からない店は、自分にとってナイ店と同じということになります。

広告媒体は相手を選びます。
新聞広告は新聞を読まない人には効果ゼロです。
インターネット広告はインターネットを使わない人には効果ゼロです。
(効果ゼロとは存在しないと言うことと同義です。)
こう言った患者さんに来て欲しいと思ったら、そういった方々が読むもの見るもの参考にするものを媒体として使わなければ、どんなにお金を使っても効果ゼロと言うことになります。


これらのことは成功のための失敗しないための、リスクヘッジ(必要条件)でしかありません。
やってあたりまえ。
やらなければ、患者さんは離れていくと言う類のものです。
だから、これらのことに気を付けているだけでは、まだ成功のための努力はしていないと言うことになります。


次はリスクヘッジと自分オリジナルの間。
ちょっとの違い…について。


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2010年6月14日 (月)

整体師 開業講座 覚え書き 1

整体スクールで開業講座をやっています。
最初に内容をまとめテキストを作ったのは約10年前。
インターネットもここまで普及しておらず、ブログもツイッターもない時代。
開業者のうち成功するのは20人に1人なんて言われていましたが、実際の所、押さえるところを押さえていれば何とかなると言う時代でもありました。
ところが今は。
押さえるところだけ押さえれば何とかなるという時代ではなくなってしまった。
順次更新して来たお陰で、テキストの内容が更新されてはいますが、、つぎはぎだらけになっています。
新しいテキストを作るにあたって、骨組をこのブログで作っていこうと思います。
頭の中にあることを落としてい行くという作業ではないので、内容は行ったり来たりするかもしれませんが、今、成功するために必要だろうと思うことを書いていこうと思います。


■成功するために必要なこと。


10年前、成功するために必要なのは失敗をしないこと。
失敗をしないために、リスクを最小限に抑えることが大切でした。
何故かと言うと、整体業界に参入してくる方々が、手技療法や商売にうとい方が多かったからです。
でも、今はそんな時代ではありません。
”成熟した”とまでは言えませんが、一時的なブームも去り、一旦はオーバーストア気味になった店舗数から二極化(高級化と低価格化)の時代も経て少し落ち着いた中で、仕事として商売として起業を目指すという方々が増えて来ているように思います。
ようするに仕事や商売を知っている人が参入して来ているということです。
そんな中で最初から沢山の人数を雇いチェーン展開をするというのではなく、個人で始めようと言う場合には、リスクヘッジをしていくだけでは成功には結びつかないというのが現実です。


では『リスク・ヘッジ』だけでなく何が必要か。
『自分オリジナル』を作っていくということだろうと思います。


ここで言う『自分オリジナル』とは、客観的に自分を評価した上で、一般的な整体院・○○サロンではない何か特別なコト・モノと言うことになります。
差別化ではなく自分オリジナルです。
差別化は従前の概念の焼き直しだったり、その概念から類推されるコトです。
分かりやすく言えば、『隣の整体院とは違う整体院を作る』ってことになります。
それは整体院という概念の中での話であって、整体院という概念からは飛び出していません。


自分オリジナルは違います。
整体院という概念にとらわれません。
一般的に思われてる整体院のイメージを考えてみて下さい。
路面店なら受付があり、受付に白衣を来た先生か受付嬢がいて、中はカーテンで仕切られている。
1回=5~6000円で1時間くらい施術をやってくれて、メニューは整体・カイロ・リフレなどの手技の内容になっている。
でも、この整体院という概念が必要かどうか。
整体院に来る患者さんが求めていることは、腰痛や肩こり・膝痛・首が回らないなどの筋骨格系の症状だという決めつけが必要なのか。


例えば、最近のパーソナルトレーナーの方々の仕事内容を聞くと、サイズダウン(ダイエット)・トレーニング指導・ストレッチ指導・ランニング指導・生活習慣病に対するトレーニングや生活指導、その上、腰痛や肩こりなどに対する施術なども入って来ているようです。
この内容だけ見ているとほどんど整体師の技術・知識がカバー出来る内容だと思います。
であれば、整体・整体院という括りや概念に縛られる必要はないでしょう。
『人の健康を増進する』『身体のスペシャリスト』『動きの相談』等など、自分でオリジナルな方向性を作ってしまえば良いことだろうと思います。
開業して成功している先生は、結果としてそのようなことをされています。
もちろん旧来型の整体院で成功される場合もありますが、それはリスクヘッジが上手く行き立地などの条件に恵まれた場合と言えます。
この自分オリジナルを創り考えることが大切になってくると思います。


次はリスクヘッジと自分オリジナルについて


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