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宣伝広告①では沢山の宣伝方法について解説をしました。
宣伝広告②ではホームページの効用とSEO対策について書いてみました。
今回は宣伝広告③と題して、チラシやホームページのTOPページに書く”コピー”について考えてみたいと思います。
コピーとは広告の上では宣伝文や耳目を引くための言葉のことです。
先ずは今まで考えられてきた一般的な考え方を確認しておきます。
例えば整体院のチラシを作ったとします。
必ず入れなければいけないことというものがあります。
・整体院名
・住所
・電話(メールアドレス)
・料金体系
・営業時間
・地図
・効用
・施術についての説明文
と、言ったところでしょうか。
これらの内容のどれ一つでも欠けていると、チラシとしては効果が激減してしまうというものです。
ところが最近は、これらのことを全て入れなくても、ホームページのアドレスとキャッチコピーだけを入れたものでも宣伝効果を出すことが出来るようになりました。
ようするに、お客様・患者さんが整体院を選ぶときの基準や判断方法が違ってきているということです。
例えば、こんなチラシはどうでしょうか?
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あ痛っ!
腰・肩・膝
まだ治らないの ・・・
http://www.teate*****.com
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もしくは、ここに”QRコード”を付けて、そこからサイト(ホームページ)に誘導しても良いかもしれません。
このチラシは整体院へ直接誘導するものではなく、ホームページに誘導するものとしての機能さえ考えれば良いわけですね。
では、こういった言葉というのは、どうやって考えれば良いのでしょうか?
原則的には2つの考え方があります。
ひとつは「情動」に訴えるキャッチー(目を引く)なコピー(言葉)を考える。
もうひとつは「論理」に訴える言葉を考える。
「情動」に訴えるキャッチーなコピーって・・どういうものでしょう?
情動とは喜怒哀楽などの一過性の急激な感情の変化過程の状態のことで、論理とは違った本能的な反応と考えれば良いと思います。
ようするに、心に引っかかる言葉で見ている人の目を引くということになります。
こんなコピーはどうでしょうか?
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いつも同じ肩に鞄を下げていませんか?
いつも同じ側の脚を組みませんか?
いつも同じ側から歩き出しませんか?
こんな簡単なことで骨盤は歪みます。
痛みの出ないうちに相談に来て下さい。
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これは情動に訴える種類のコピーです。
「骨盤の歪み」という誰しもが気になる言葉・現象を、誰もがやっていることが原因で起きると思わせています。
また、骨盤の歪みが痛みに繋がるかのような表現にすることで、これら誰もがやっていることが骨盤の歪みに繋がり、最終的には痛みという症状に繋がるのではないかと思うような表現です。
チラシであれば、これに調整方法や施術回数などを書いておけば、患者さんはそのチラシを見て問合せをしてくれるかも知れません。
では、論理に訴えるコピーってどんな感じでしょうか。
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腰痛・肩こり・関節痛の方へ!
腰痛・肩こりは骨盤の歪みや日常生活の何気ないクセから起こります。
当整体院では骨盤の歪みを整えるだけでなく、きちんとした問診から日常生活の悪いクセを洗い出し、痛みの出にくい体作りのお手伝いまでをさせていただいています。
骨盤は数回の調整で元にもどりますので、沢山のお金を使う必要もありません。
一度、連絡してみて下さい。
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どちらかというとおとなしい印象を受けますが、これが論理に訴えるコピーということになると思います。
一般的に男性は情報を使ってコミュニケーションをとりますが、女性は感情を使ってコミニュケーションを取るといわれています。(そういった脳の構造になっているらしい・・)
となると、女性には上記のような情動に訴えるコピー(言葉)のほうが伝わりやすく、男性には論理に訴えるコピーのほうが伝わりやすいと考えることが出来ます。
情動に訴えるコピーで気になる点・気をつけるべき点は、感情に訴えるあまり過激な表現になりすぎてしまい下品になる可能性があるということ。
また、目をひくコピーを追及するあまりに、現実が伴わない・整合性が取れない可能性が出てくるということがあります。
ホームページに誘導するのであれば、サイトの内容を充実し、当然ながら自分の整体院の技術・知識等を充実しておく必要があります。
(ただし、これはリピーターに影響が出るだけで、初診の患者さんにはあまり影響はありませんが・・)
論理に訴えるコピーで気になる点・気をつける点は、説明が長すぎて主旨が伝わらないということがあります。
チラシに記載するのであれば、なるべく端的に簡潔な表現を用いるべきでしょう。
また、説明する内容が専門的になりすぎて、一般の方に伝わらない用語を使うのも避けるべきです。
そういえばもう一つ・・
チラシは紙面が限られているため、掲載出来る情報をかなり限定する必要があります。
チラシから直接患者さんを引きたいなら、あまりキャッチーなコピーよりも誠実な文面で必要最小限の情報をのせ、継続して地域に配布していくというのがチラシという媒体の良い使い方になると思います。
また、チラシからホームページに誘導したいという場合は、キャッチーなコピーを使って先ずはサイトを見てもらうということが大切です。
その場合、ホームページの整備が前提として大切ですね。
ホームページのコピーはまた別です。
どちらかというと沢山の文章を置いておくことが出来る媒体ですから、論理的なコピーや文章に向いているといえます。
但し、お客さんや患者さんが検索をして最初に見るページ(TOPぺーじ)に関しては、情動に訴えるものが効果を上げることがあります。
逆に論理的な文章にするのであれば、短く簡潔に書く必要があるでしょう。
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